ClineというAIエージェントがすごい

vscodeの拡張で、チャットでaiに指示を出すよくあるやつなんだけど、実行能力と生成されるコードの精度がすごい。

ターミナルでコマンド実行したり、エラーを自動で修復してくれたりする。

そして生成されるコードのそのまま使える割合が高い。cursorだと40%くらいしか使えないが、clineなら70%くらいそのまま使えるの出してくる。

実際の開発で使っているところを紹介する。

この記事を書いているこのサイトに、以下の画像のようなフローティングメニューが欲しかった。原文だけ表示したり訳文だけ表示したりする機能だ。

なので、以下のファイル名とさっきの画像を渡して、上スクロールした時だけふわっと出るようにこのメニューを作ってくれとお願いした。
/web/app/routes/$userName+/page+/$slug+/index.tsx

すると以下のような返答が来た。

許可をすると、以下のようなファイルを作成してくれた。

この時点でかなりすごい。cursorだとcomposerでも似たようなことができるが、clineで作らせるとかなり精度が高いものが最初からできる。
web/app/routes/$userName+/page+/$slug+/components/FloatingControls.tsx
ファイルの場所もほしいところにまさにある。
saveを押すと今度は別のファイルを更新し始めたが、以下のように色んなところを変え始めた。

なので変えすぎだと指示をすると今度は複数のファイルを読み始め、今度は適切なコードを生成した。

もちろんまだ完璧ではないので、ちょっとした修正は必要だったが、それで完成したのがまさにこのページを少し上にスクロールすると出てくる右下のメニューだ。
すごい。これまで試してきたコード生成系エージェントで一番だと思う。特に既存のコードのルールに従って生成するのがうまい。未来を感じる。

あとサーバーを起動してcline自身がテストしてくれる機能もあるみたいだが、以下画像のようにsaveボタンがグレーアウトして押せなくて試せなかった。これもできたらめちゃめちゃすごそうだ。

583
0

Comments