ジャンプ感想【2025年:45号】と、日本美術の鉱脈展の話

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正直アニメ化来るかと思ってた
呪術は連載1年半で決まったし、バチも売り上げは負けてないし(もう300万いきましたね)

あとバーガーキングのコラボ、ちゃんと初日に行ってチヒロのキーホルダー確保しました
が、コラボ開始翌日にハクリの分も取りに行こうかなーと思ったら即品切れしてコラボ終了してて嬉しいやら悲しいやらでした
盛り上がらんよりは良いか

ちなみにメルカリにも大量に出てるってほどではないにせよちょいちょい出品はされてました

ジャンプ感想書いていきます

目次
バチ
イチ
雪解けワンすてっぷ
ウィッチ
ロボコ
モジュロ
さむわん
あかね
ひまてん
逃げ若
異形頭の街。
ハルカゼ

後書き

バチ

十一円療法、聞いたことなさすぎて絶対民民書房のエセ民間療法だと思ってた
あるんだ…

しかし薊かっこいいな
これまでの描写であれだけ強さを見せつけてた漆羽とナツキが迷わずサポートに回ったこと、仮にも妖刀相手に一矢報いたことといい、生身最強格は伊達じゃないなと感じる
妖刀関連の能力はこれまで格を保ち続けてたのもでかいよなぁ

見た目がクールなのに民間療法アタックと脳筋殴殺なのも逆にたまらんな
バクマンでジャンプの人気漫画は剣を使うって話が出てきて、それはマジだなと思うけど、それはそれとして殴殺のかっこよさが剣に劣ってるわけじゃないよなと思わされてしまう
バチも剣戟アクション漫画だからこそ

あとはキメゴマのキマってる目も厨二心くすぐる
仕事をこなした上でちゃんと六平殺しの私怨も乗ってて熱い

イチ

真の敵登場で構図がシンプルになったな
ジキシローネがややこしくしそうだったけども、ミネルヴァがわかりやすい性格で助かる

ジキシローネがぶっ込んだ時のコマは、光が刺してるのが演出のミスマッチ感あってすごい印象に残りますね
丸く収まりそうな会話に影を落とすような発言だし、ジキシローネの闇の一端に触れるような話なのに
ジキシローネがより魅力的に見えたのでよかったと思います

雪解けワンすてっぷ

代原
僕のツボと全く合ってないから感想書けない系のギャグ漫画だ…
SNSのアイドルとか動物を愛でる文化圏に僕がいないので、普通にターゲット層じゃないんだよな僕
犬は好きだけどコミュニケーションとりたいのであって眺めたいわけではない派です

ウィッチ

ドリーが移動するシーンがじわじわ来る
こういう、「普通に考えたらこうなるよね」をサボらずやるの良いんだよな

ロボコ

ほぼ最速でモジュロネタ入れてきたww
バクマンでは1話のアンケート結果を反映できるのは4話って話だったから、多分モジュロ掲載時は先週か先々週の話を制作してたくらいのはずだよな
流石、1話からずっと呪術擦ってた漫画なだけある

ドラゴンボールの世界で実質的にタブーになってる、ドラゴンボールの力で敵(というか問題の根本原因)を取り除く行為を平然とやってのけててよかったです

モジュロ

なんかもう普通におもろいわ

キモいジジイが敵のショーモナ回のはずなのに、いちいち敵が変で良いんだよな
ジョジョみを感じる
「母霊度暴威」は漫画のタイトルが元ネタかと思いますが、こういうところもジョジョみあるんだよな(センス自体はサイレントマジョリティとか言っちゃうハンターなんだろうけど)

前回のモチーフは熊事件だけど、今回は老人ドライバーの暴走事件かな?
全く別物になるまで料理されてるから説教くさくも嫌味もなくて良い塩梅

乙骨兄妹のコンビネーションもカッコよかった

マルの引きで終わったあたり、1個めの時間は憂花、2個めの時間は真剣がメインで、今回はマルがメインの回なのかな?

さむわん

メイド服助かる

ナツも良いキャラだけど、リスナー仲間って立場が被るのはなんか惜しい気もする
あと世界狭い感じしちゃうしな
甲子園のバトル展開に話に持っていくなら必要ではあるけど…あんまそっちを望んでるわけじゃないんですよね僕的には
普段話すことないけど、マイナーな趣味で繋がってる友達って、学園異能バトルものでクラスのマドンナと非日常の秘密を共有することで急接近するみたいなおいしい展開の、もっと実現系を高めたものな気がするんですよ
「これくらいあっても良いよね」って、手の届く範囲の妄想というか
だから、漫画っぽい「メインキャラみんなリスナー!」はそこまで欲しくないかも
秘密を共有する人数が少ないからこそお互いが特別になるのもあるし

そんなわけで、新キャラで転校生が出てきてラジオリスナー(甲子園のライバル)とかだったら泣いちゃいそう

あかね

明確に次のステージに進んだなぁ

その一点のみ大看板にすら並び得るってモノローグは、呪術廻戦が五条を使って使いまくってた鉄板煽りなのもあってやっぱテンション上がる

ぶっちゃけ試合展開自体は出来レースだったけど、各キャラの魅せ方と、あかねに課された課題の難解さで面白さが保たれてるなという印象

ひまてん

ひめのの、語彙が謎すぎて気になるな
みたいな?も気にはなってたけど、釣られるってフレーズを当たり前のように使い出したのもビビった
この表現だと釣る側に悪意というか故意がある印象受けるから違和感あるんだろうな

マジでヒメノノを水着にするためだけに使い潰されたカナヅチ設定くんに敬礼
君は良い仕事をした

逃げ若

フブキ、裏切り者って美味しい設定だった割にあっさり死んだなーと思ってたけどまさかの再登場
上杉が便利キャラすぎる

異形頭の街。

初めはドロヘドロかな?って思ったけどすぐPSYCHO-PASSになった
PSYCHO-PASSすぎるとは思ったけど、PSYCHO-PASSは好きだしキャラのデザインはすごい好きだったから割とよかった気がします

頭の形が冒した罪に関連するものって話が出てたから、ランプ頭の罪がランプにもっと強く関連するものだったら嬉しかったけど…そこは惜しい
まあ見た目はカッコよかったしそっち取ったなら仕方ないかって程度だけど

ハルカゼ

クララが立ったすぎる

良い
おっぱいに顔を埋める必要ありましたか?ってちょっと思ったけど、まあ僕は嬉しいしいいか
あったんだろ多分

やっぱオタク的には恋愛慣れしてる女の子よりも、恋愛経験薄い子の方が安心できるわけよ
こちとら弱いので
あとなんか自分の内面を見て良さをわかってくるてる感じが、見た目とかに全然気を遣わなくて本当の俺を理解してくれる可愛い女の子はきっと現れるはずって思ってる僕みたいなチー牛には刺さるよな!

その後道領の前に再登場する時のコマもカッコよかったし大満足

後書き

今週末久しぶりに何もなかったので、最後のお盆ネタストックを消化します

日本美術の鉱脈展に行ってきました
最近江戸絵画の中でも人気を博している伊藤若冲が有名になったのは2000年以降のことだったりすることから、ネクストブレイクを見つけるべくまだはやってない作家の作品を展示するというコンセプト
ジャンプを読んで「数年後にはカグラバチが流行るやろなぁ」と古参面をするのが趣味の僕にはもってこいの展示なので行ってきました

正直真っ当に良い作品はたくさんあったんですが、何より良かったのは稚拙絵コーナーでしたね
庶民が描いたものから、今で言うと大学の漫研レベルやなって感じのヘタウマって感じの作家の作品まで多種多様
上手い作品ばっかり見た後ってのもあるかもだけど、見ててとにかく楽しかったですね

特に庶民が描いた系のやつは建物も人体も軒並み崩壊してましたね
特に建物
日本画に透視図法が入ってきたのは18世紀半ばごろだったはずなので、基本的に日本画の建物って、特に鳥瞰図みたいな視野の広いものほど破綻してるわけなんですが
「いや、あれは絵全体じゃなくてその建物だけを見たらそんなに違和感ないんだから許したったらええやん」と思えるような違法建築ばっかりで見てて楽しかった

ただ、これは下手な絵を笑いものにするようなものではなく
例えば絵巻物の挿絵のように使われている稚拙絵は、作品の雰囲気を出すためにあえて稚拙な絵しか描けない人を挿絵に起用したらしく
下手な絵を下手な絵と断じずに、その特性を冷静に見極めて評価する目が当時の人にあったことに普通に感心してしまいました
ジャンプ読んでても、絵は下手だけどなんか好みな漫画ってたまにあるよな〜みたいな(ひめのの)


そんな感じで、今週は終わります
また来週〜

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